携帯GPS地図『マッピー』提供ブログ用アイコン01 4月21日リサイタル終了後の本人からの言葉


まず、最初に・・・
このリサイタルへ あれだけたくさんの方々にお越し頂けた事、そして何がともあれ 4月21日という日を無事に終えられた事に心から感謝を申し上げます。

今回は恐らく 私を初め、何処の誰もが経験した事の無いと思われる演奏会のプログラミングとなりました。

前々から 頭では予期しつつも、
出番直前まで、肉体的 精神的に ここまで 自分を追い詰める結果になるとは思わず、今回、我が身を通して本当に多くを学びました。

「舞台」という空間に宿る 非日常の、すべてのエネルギーに助けられたお陰で 本番のみ・・・ 
不思議な力に救われた気がしています。 舞台上に 神様はやっぱりいてくれる・・・


非力なりにも 自分が 舞台に辿り着くまでの道のり、作品を読み、自分の表現を 体内に浸透させるまでの過程、
また 作品を生み出し 15~16年を経て 楽譜にするまでの 恐ろしく長い、最後の最後まで(未だに)妥協を許さない作曲者の姿を目の当たりにし、
今は あまりに思う事が多過ぎて 音楽の前で、安易な言葉を話したくはありません・・・。


リストのピアノソナタ(約30分強)を初め、土田英介のピアノソナタ(約40~45分)に触れる事で
心身を捧げて 大作を生み出す作曲者が 迷いに迷いつつ、創作に費やした時間を考えると
演奏者は その魂を背負い、作品を生かす為に それ以上に時間を費やす必要があると 改めて実感しています。

人の何十倍も 不器用で 現代音楽を弾き熟す ソルフェージュ能力ゼロの私が 数週間や数ヶ月で 新作を 確固たる形に成せる事ではないが、
1年後の成果の為に・・・ 数年後の作品の形の為に・・・
苦し過ぎたけれど、第一歩を踏み出す機会を 自らに課した演奏会でした。


纏まりのある・・・とか、バランスのとれた・・・というものとは、程遠くかけ離れたもの

そして 異常で 厳しいものの後に 何かを残せる・・・

それが 私にとっての”音楽の道”です。


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by mamikotone | 2008-05-10 19:52 | schedule

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Pianist Mamiko Tomari 
泊 真美子
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