携帯GPS地図『マッピー』提供ブログ用アイコン01 3月28日 日本音楽交流協会主催 ~当日のトークの趣旨~


・・・私達は 日本人なのに、案外 邦人作曲者のピアノ曲に触れる機会が 少ないように思います。本来自国の作品ならば、身近に感じられて然るべき所を、むしろ、異色のものにさえ思えてしまう位です。
  「初演」というのは、作曲者にとって、最も大切な瞬間であり、世に新たな生命が産み落とされる瞬間。
そのような「初演」という機会を何度か 経験させて頂くうちに、私自身、初演者というものは、生まれたてほやほやの未知の作品を育て上げる責任があり、1回、2回そして何年もかけて、作品を自分の手の内に入れて、いい作品だと思ってもらえるように、広めていく努力をして行かなければならないのだと 悟りつつあります。

私は20年間 ピアノを通して、西洋音楽を学び、国際コンクール等も含めて、今までにも、褒賞で幾度か海外へ行く機会はありました。
私自身の性格や、ライフスタイル、また演奏スタイルを考えると、日本よりも もう少し自由な海外の生活は 自分に向いているだろうと強く思う反面、その魅力に惹かれ多くを学びつつも、あえて海外に 音楽留学をしていません。
多くの音楽関係者は数年間 当たり前の事として留学するものですが、私は、皆とは違うかも知れないけれど、日本人として、もっと、西洋音楽を学ぶと同等に、自国の作品や文化を学び、それを ある程度自分のレパートリーとして定着できた時に・・・
私が 外国へ行く時は、日本人として 自分自身の誇りを抱えて、海外へ出て行きたいと思うのです。

国と国の政治的な面では 国際交流ということは けっして 容易な事ではないかも知れません。
でも、人間の中に赤い血が流れている限り、ハートと愛があれば、たとえ、どこのどんな国の方であろうと、親睦は、深められると 私は 強く信じています。

ただ、私が申し上げたいのは、真の国際交流の為に、けっして 交えるべきでないもの・・・
それが 文化にあたる部分であり、それに携わる者は、与えられた 各々の文化を極めていく努力が必要なのではないかと思うんです。
こんな事を 申し上げながら。
非力な自分が 一体 何を出来るのだろう・・・とも思いつつ、
これからも、私は 一人の人間として、また、意志を持ったアーティストとして 自分らしく歩んで行きたいと思います。


~トークの中から~

・・・私が ピアノに触れる時、音楽に携わる時はいつも、ドレスを身に纏いつつ 中は完璧に男のような 出来れば 自分が相撲取りになったような強い気持ちに切り替えます。
本来 私の中にある「ピアノ」というものは、女がちゃらちゃらとお嬢様芸のように弾くものではなく、他のどの楽器にもまして 男の為の 楽器だと思っています。
だから時々 ピアノを前にすると 肉体的に 自分が物足りず悲しくなる時もありますが、精神的な面では負けたくないなと・・・頑張っています。
だからこそ、音楽からひとたび離れると、せっかく 女として 女性として生かされているのだから、女らしくいたいな~。と思うんですよ。


by mamikotone | 2008-05-10 19:48 | schedule

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Pianist Mamiko Tomari 
泊 真美子
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